USJ拡張地は日本製鉄工場跡地!大阪市が貸与する理由

USJの拡張予定地が「日本製鉄の工場跡地
だと聞いて、なぜその土地なのか
気になった人もいるのではないでしょうか。

USJと製鉄会社の組み合わせは、
一見すると意外に感じるかもしれません。

結論から言うと、この土地はもともと
大阪市が日本製鉄に貸していた場所で、
契約満了のタイミングを機に
USJへの活用が検討されています。

実はこの土地には、USJ自体の
成り立ちにもつながる
意外な歴史が関係しています。

この記事では、拡張予定地の場所や、
なぜこの土地が選ばれたのかを
公式発表や報道をもとに整理します。

あわせて、USJが建つ此花区桜島
エリアがどのような歴史をたどってきたのかも
振り返ります。

  • 拡張予定地はパークに隣接する日本製鉄工場跡地
  • 面積は約3万平方メートル、周辺地含め約6万平方メートル
  • 大阪市と日鉄の契約は2027年6月に満了予定
  • USJ自体も元々は製鉄・造船の工場跡地に建てられた
  • 跡地は現在解体工事が進んでいる
目次

拡張予定地は日本製鉄工場跡地

今回、大阪市が貸与に向けて
協議を進めているのは、
USJのパークに隣接する土地です。

その中心となるのが、現在
解体工事が進められている
日本製鉄の工場跡地
です。

面積は約3万平方メートルとされ、
周辺の大阪市所有地なども含めると、
活用が検討されているエリア全体は
約6万平方メートルにおよびます。

数字だけではイメージしづらいですが、
現在のパークに匹敵するほどではないにせよ、
新エリアとして十分な広さです。

パークのすぐ外側に、これだけまとまった
広さの土地があったこと自体、
今回の拡張構想が具体化する
大きな条件になったといえそうです。

隣接地であることは、パークとの
動線を作りやすいという意味でも、
重要なポイントだと考えられます。

なぜ大阪市が土地を貸すのか

そもそも、この工場跡地は
日本製鉄の所有地ではなく、
大阪市が所有する土地
日本製鉄に貸し出していたものです。

大阪市と日本製鉄の間の
敷地賃貸借契約は、
2027年6月に契約期間が満了する
予定になっています。

契約が終わったあとの土地活用を
検討する中で、隣接するUSJの
拡張用地として貸し出す案が
浮上したとみられます。

大阪市にとっても、遊休化する
可能性のある土地を、集客力の高い
USJの拡張に活用できれば、
地域の活性化につながるという
狙いがあると考えられます。

USJは大阪の観光を代表する
施設のひとつであり、
周辺エリアの雇用や経済にも
大きな影響力を持っています。

USJ自体も工場跡地に建てられた場所

実は、USJが建つ大阪市此花区桜島
エリアそのものが、もともと
重工業地帯だった場所です。

USJは2001年3月31日に開業しましたが、
この土地はもともと
住友金属工業と日立造船の
工場跡地でした。

約54ヘクタールにおよぶ
広大な工場跡地を、テーマパークへと
生まれ変わらせた大規模な
都市再生プロジェクトだったのです。

住友金属工業は、その後の再編を経て
現在の日本製鉄につながる企業です。

USJが開業した2001年当時も、
工場地帯からテーマパークへの
転換は大きなニュースとして
取り上げられていました。

つまり今回の拡張は、
かつて製鉄の街だった此花区桜島で、
再び製鉄関連の跡地が
パークの一部になる
という、
この土地の歴史を象徴するような
出来事ともいえます。

USJ誕生までの此花区桜島の歩み

此花区桜島がテーマパークの街になるまでには、
いくつかの段階がありました。

1994年1月、大阪市此花区への
USJ建設が正式に決定しました。

1998年3月にはユニバーサル
グループ各社とのライセンス契約が結ばれ、
同年10月28日には起工式が
行われています。

建設が決まったことにともない、
1999年には最寄りの桜島駅も
現在の場所に移転しました。

そして2001年3月31日
USJはついに全面開業しました。

開業から25年が経った今、
再びパーク周辺の工場跡地が
動き出そうとしているのが、
今回の拡張構想です。

工場跡地の活用は都市開発では珍しくない

役目を終えた工場の跡地を、
別の目的の施設に生まれ変わらせる
取り組みは、全国的にも
行われています。

USJそのものが、工場跡地を
テーマパークに転換した
先行事例と
いえる存在です。

今回の拡張も、その延長線上で
隣接する工場跡地をあらためて
活用しようとする動きだと
整理できます。

工場という産業の記憶を残しながら、
新しいにぎわいの場に変わっていく
という点も、この土地ならではの
魅力といえそうです。

工業地帯だった土地が、時代とともに
観光やレジャーの拠点へと姿を変えていく
流れは、大阪に限らず
各地で見られる都市開発の
パターンのひとつです。

跡地は現在どんな状態?

報道によると、拡張予定地となる
日本製鉄の工場跡地は、
現在解体工事が進められている
段階です。

工場としての役目を終えた建物や
設備を取り除く作業が
行われているとみられます。

今後、大阪市との契約が正式に決まり、
土壌汚染調査などの手続きが
完了すれば、USJの拡張用地として
本格的な活用が進んでいく
見通しです。

解体工事の完了時期や、
その後の造成スケジュールについても、
現時点では詳しい日程は
示されていません。

工場跡地を活用する場合、
過去の操業内容によっては
土壌の安全確認が必要になることが
一般的で、今回もこうした
手続きが必要とされています。

立地についてよくある質問

Q. 拡張予定地はパークからどれくらい近い?

A. 報道では「隣接する」土地と
説明されており、現在のパーク敷地に
直接つながる立地とされています。
具体的な位置関係の図面などは
まだ公表されておりません。

Q. 日本製鉄はなぜこの土地から撤退するの?

A. 契約満了にともなう土地活用の
方針転換であり、日本製鉄側の撤退理由の
詳細については報道の範囲では
確認できませんでした。

Q. 土壌汚染調査とは何のために行うの?

A. 工場として使われていた土地は、
過去の操業内容によって
薬品や重金属などが
残っている場合があります。

そのため、別の用途に転用する前に
土壌の安全性を確認する調査
必要になるのが一般的です。

今回のケースで、実際にどのような
調査が行われ、結果がどうだったのかという
詳細は、現時点では
公表されていません。

Q. 桜島駅はUSJへ行くときに使う駅なの?

A. USJの最寄り駅は、桜島駅と
ユニバーサルシティ駅の2駅がありますが、
一般的に来園者が利用するのは
ユニバーサルシティ駅です。

桜島駅は、USJ建設が決まったことに
ともなって1999年に現在地へ
移転した歴史を持つ駅で、
拡張予定地とも近い位置に
あります。

まとめ

拡張予定地について
分かっている情報を
整理すると、以下のとおりです。

  • 拡張予定地は日本製鉄工場跡地(約3万平方メートル)
  • 周辺地含め活用対象は約6万平方メートル
  • 大阪市と日鉄の契約は2027年6月に満了予定
  • USJ自体も元々は製鉄・造船の工場跡地

此花区桜島の歴史をたどると、
今回の拡張は単なる敷地の追加ではなく、
この土地がたどってきた変化の
延長線上にある出来事だと
分かります。

1994年の建設決定から2001年の開業まで、
USJは工場の街をテーマパークの街へと
変えてきました。

それから25年が経ち、
今度は隣接する工場跡地が
同じような役割を担おうとしている、
という見方もできそうです。

子連れでUSJを訪れる家庭にとっても、
パークがどのように広がっていくのか、
今後の発表が楽しみなニュースです。

契約や手続きの続報が入り次第、
あらためて公式情報をもとに
お伝えします。

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