日産の新型エルグランドは、2026年7月16日に発売された16年ぶりの全面刷新モデルです。
価格は689万7,000円からで、全車が第3世代のe-POWERとe-4ORCE(電動4WD)の組み合わせです。
16年ぶりの全面刷新ということで、
どんな車になったのか気になりますね。
ライバルとして比べられるのが、トヨタのアルファードです。
どちらも大きなミニバンですが、パワートレインや価格の幅には違いがあります。
この記事では、公表されているスペックをもとに、2車の違いを整理します。
この記事で分かること
- 新型エルグランドの価格は689万7,000円〜869万8,800円
- パワートレインは全車e-POWER+4WDで、ガソリン車と2WDの設定はなし
- アルファードはガソリン・ハイブリッド・PHEVの3種類から選べる
- ボディサイズ、燃費、価格帯、内装や運転支援の違い
新型エルグランドの基本情報!発売日・価格・グレード
エルグランドは、1997年に初代が登場した日産の大型ミニバンです。
新型は4代目にあたり、従来の3代目は2010年に登場しました。
日産は2025年10月29日に「ジャパンモビリティショー2025」で新型を先行公開し、2026年7月16日に発売しました。
AUTECHは8月上旬の発売とされています。
価格は消費税込みで、689万7,000円から869万8,800円です。
グレードは次のとおりです。
- 標準系:X、G
- カスタム系:AUTECH LINE、AUTECH
- 上級:VIP
- 福祉車両:ステップタイプ
いずれのグレードも、3列7人乗りで、e-4ORCEです。
全グレードが7人乗りという点は、
分かりやすいですね。
エルグランドのパワートレインは全車e-POWERで4WDのみ
新型エルグランドは、第3世代「e-POWER」と電動4WD「e-4ORCE」の組み合わせのみの設定です。
ガソリンエンジン車や2WD車の設定はありません。
第3世代e-POWERは、発電に特化した専用設計のエンジン「ZR15DDTe」を使います。
モーター、発電機、インバーター、減速機、増速機の5つを一体化したユニットで、静かさと燃費の向上を図っているとされています。
モーターの出力と燃費は、次のとおりです。
- フロントモーター:205馬力・330Nm
- リアモーター:136馬力・195Nm
- 燃費(WLTCモード):16.8km/L
走る場面に合わせて減衰力を自動で調整する「インテリジェントダイナミックサスペンション」も
組み合わされています。
ガソリン車の設定がないというのは、
思い切った構成に見えます。
アルファードのパワートレインは3種類
一方のアルファードは、2002年に初代が登場しました。
現行の4代目(40系)は2023年6月に発売され、2025年1月にはプラグインハイブリッド車も加わっています。
直近では、2026年6月3日に一部改良を受けました。
パワートレインは3種類です。
- 2.5Lガソリン(2AR-FE):170PS・232Nm。2WDと4WDから選べる
- 2.5Lハイブリッド(A25A-FXS):エンジン190PS・236Nm、モーター182PS・270Nm。2WDと電気式4WD
「E-Four」から選べる - プラグインハイブリッド(PHEV):EV走行換算距離は73km
エルグランドがe-POWER専用で全車4WDに絞ったのに対し、アルファードは
ガソリン・ハイブリッド・PHEVから選べる構成です。
エルグランドとアルファードのボディサイズを比較
2車のサイズは、次のとおりです。
- エルグランド(標準モデル):全長4,995mm×全幅1,895mm×全高1,975mm、ホイールベース3,000mm
- アルファード:全長4,995mm×全幅1,850mm×全高1,935mm、ホイールベース3,000mm(PHEVの全高は1,945mm)
全長とホイールベースは同じです。
違うのは幅と高さで、エルグランドのほうが全幅で45mm、全高で40mm大きくなっています(PHEVと比べると全高は30mm差)。
エルグランドは従来型と比べても、全幅が約45mm、全高が約160mm大きくなりました。
AUTECHは全長5,045mm・全幅1,910mm、AUTECH LINEは全長5,020mmです。
全長とホイールベースが同じというのは、
面白いところです。
燃費と価格を比較!違いはここ
燃費(WLTCモード)は、次のとおりです。
- エルグランド:16.8km/L
- アルファード ハイブリッド(Zグレード・2WD):17.5km/L
- アルファード PHEV:16.7〜16.8km/L
エルグランドは4WD、アルファードのハイブリッドは2WDの数字です。
駆動方式が違うため、同じ条件での比較ではありません。
価格(消費税込み)は、次のとおりです。
- エルグランド:689万7,000円〜869万8,800円
- アルファード:559万9,000円〜1,069万9,700円
アルファードは、ガソリンの「Z」2WDとハイブリッドの「G」2WDが559万9,000円で、最上級のPHEV「Executive Lounge」E-Fourが1,069万9,700円です。
アルファードのグレードは「G」「Z」「Executive Lounge」の3つが基本です。
今回の一部改良で、従来の「X」グレードは廃止されました。
スタート価格に約130万円の差があるという点は、
注目したいところです。
内装と運転支援の違い
新型エルグランドは、メーターとセンターディスプレイに14.3インチの大画面ディスプレイを採用しています。
国内モデルとして初めてとされています。
運転支援では「プロパイロット」を搭載し、上位グレードには「プロパイロット2.0」が設定されています。
プロパイロット2.0は、高速道路でのハンズオフ走行に対応しています。
「G」に標準装備(「X」はオプション)のプロパイロットは、渋滞時に時速50km以下でハンズオフ走行ができるようになりました。
高速道路でハンズオフ走行ができるというのは、
気になる機能ですね。
アルファードは、予防安全パッケージ「トヨタセーフティセンス」を全車に標準装備しています。
最上級の「Executive Lounge」には、15スピーカーのJBLプレミアムサウンドシステムや左右独立ムーンルーフ、14インチのリヤシートエンターテインメントシステムなどが備わります。
まとめ
新型エルグランドとアルファードの違いを整理しました。
- エルグランドは2026年7月16日発売で、価格は689万7,000円〜869万8,800円
- 全車e-POWER+e-4ORCEで、ガソリン車と2WDの設定はなし
- 幅と高さはエルグランドのほうが大きい
- アルファードは3種類のパワートレインがあり、価格は559万9,000円から
同じ大型ミニバンでも、
考え方がはっきり分かれているのが興味深いですね。
この記事は、2026年10月10日時点で確認できた情報をもとにしています。
最新の価格や仕様は、公式サイトで確認してください。
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