実業団陸上の会場で
食中毒が疑われていると聞いて、
心配になった方も多いはずです。
結論から言うと、
競技役員ら23人が救急搬送され、
用意された弁当が
原因とみられています。
この記事では、
発生の経緯や原因、
大会が予定通り
開催されるのかまで、
公式発表や報道をもとに整理します。
- 大会の概要
- 発生の経緯
- 原因とみられる弁当
- 被害の状況
- 主催者の対応・大会は予定通り開催か
大会の概要
今回の舞台となったのは、
第74回全日本実業団対抗
陸上競技選手権大会です。
企業の陸上部に所属する
選手たちが、
チーム対抗で競う
全国大会です。
開催期間は
9月11日(金)から
13日(日)までの
3日間です。
会場は、
京都市右京区の
たけびしスタジアム京都です。
なお、男女10000mについては、
本大会に先立ち
7月5日に北海道の
青葉陸上競技場で
実施されています。
今回、食中毒が疑われる事態が
発生したのは、
3日間の日程のうち
2日目にあたります。
この大会は、
1953年に第1回が開催された、
70年以上の歴史を持つ
大会です。
2005年以降は、
毎年9月に
開催されています。
主催する
日本実業団陸上競技連合は、
各地の実業団陸上連盟を
まとめる団体です。
男子21種目、女子20種目、
男女オープン4種目の
あわせて45種目が
実施されます。
企業の陸上部で活躍する
実力選手が多く集まる、
実業団の中でも
重要な大会のひとつです。
発生の経緯
今回の事案は、
9月12日、
京都市右京区の
たけびしスタジアム京都で
発生しました。
会場では、
第74回全日本実業団対抗
陸上競技選手権大会の
2日目が行われていました。
午後4時35分ごろ、
119番通報が入りました。
現場には
救急車・消防車あわせて20台が
駆けつけ、
物々しい雰囲気になったと
報じられています。
19時前の時点で、
23人が救急搬送される
事態となりました。
症状は、
下痢や嘔吐、発熱などが
報告されています。
原因とみられる弁当
体調不良を訴えたのは、
競技役員や補助役員
など大会関係者です。
共通していたのは、
会場で配布された
弁当を食べていたことでした。
弁当は、
競技役員・補助役員
約500人分として、
1つの業者が用意したものです。
弁当は4種類あり、
いずれも午前10時半ごろまでには
会場に届いていました。
このうち、
150食用意されていた1種類を
食べた人から、
症状が出ているとみられています。
正式な原因は、
保健所の調査結果を
待つ必要があります。
警察も、
会場で弁当が配布されていた
状況などをふまえ、
食中毒の可能性があるとみて
状況を確認しているとのことです。
被害の状況
搬送されたのは、
10代から70代の
男女23人です。
内訳は男性16人、
女性7人と
報じられています。
症状の程度は、
70代男性1人が重症、
3人が中等症、
19人が軽症とされています。
重症とされる70代男性は、
意識があると
報じられています。
この男性をはじめ、
搬送された方々の
回復が、まず
気になるところです。
報道によれば、
搬送された23人は全員意識があり、
命に別条はない
とされています。
一方で、
選手の中に同様の症状を
訴えた人はいないと
されています。
体調不良を訴えたのは、
あくまで競技役員や
補助役員などの
大会関係者に限られています。
大会関係者は、
「選手関係のところは
出ていない」と
繰り返し説明しています。
主催者の対応・大会は予定通り開催か
19時ごろ、
大会関係者による
取材対応が行われました。
大会の酒井勝充委員長は、
「このような事態が発生して
誠に申し訳ありませんでした。
発症された皆さまの
早期回復を願っております」と
謝罪しています。
最終日となる
13日の競技は、予定通り
実施される見通しです。
大会事務局の
阿相久志事務局長は、
「選手関係のところでは
出ていないので、
予定通りにやる予定です」と
説明しています。
選手やチームの監督から、
同様の症状を訴える声は
出ていないとのことです。
最終日の実施にあたっては、
消毒作業や
一部エリアの
立ち入り禁止といった
対策も行うとしています。
よくある質問
「実業団」とはそもそも何?
実業団とは、
企業が社員として選手を雇用し、
運営しているスポーツチームの
ことです。
陸上競技の場合、
マラソンや駅伝で
活躍する選手の多くが、
こうした実業団に
所属しています。
過去には、
実業団に所属する選手が
世界陸上やロンドンマラソンで
上位入賞を果たすなど、
国際大会でも
活躍してきた歴史があります。
例えば中国電力では、
油谷繁選手が2001年世界陸上
エドモントン大会の
男子マラソンで5位。
佐藤敦之選手も、
2009年のロンドンマラソンで8位、
世界陸上ベルリン大会で
6位に入賞するなど、
実業団出身選手の活躍が
続いています。
選手にも被害は出ている?
現時点の発表では、
選手に同様の症状を
訴えた人はいないと
されています。
体調不良が確認されているのは、
競技役員や補助役員などの
大会関係者です。
正式に食中毒と断定された?
報道の時点では、
「食中毒の可能性」
「食中毒か」といった
表現にとどまっています。
正式な断定には、
保健所による調査結果を
待つ必要があります。
大会自体は中止になった?
中止にはなっていません。
最終日の13日についても、
予定通り競技が
実施される見通しです。
原因の菌は特定された?
本記事の時点では、
原因となった
具体的な菌やウイルスの種類は
公表されていません。
保健所による調査結果が
公表され次第、
詳しい原因が
明らかになる見込みです。
なぜ弁当は500人分も用意されていた?
今大会は、
男子21種目・女子20種目・
男女オープン4種目の
あわせて45種目が
実施される大規模な大会です。
そのため、
競技を運営する
役員やスタッフの数も多く、
約500人分の弁当が
必要だったとみられます。
集団食中毒が疑われるとどんな手続きが必要?
一般的に、
食中毒が疑われる症状を
診断した医師は、
保健所への届け出が
義務付けられています。
届け出を受けた保健所は、
症状のある人からの聞き取りや
原因食品の検査などを行い、
原因を調べていくのが
一般的な流れです。
今回のケースでも、
同様の手続きに沿って
調査が進められると
考えられます。
まとめ
今回の話題のポイントを整理します。
- 競技役員ら23人が救急搬送、弁当が原因とみられる
- 症状は下痢・嘔吐・発熱、重症1人・中等症3人・軽症19人
- 選手に同様の症状を訴えた人はいない
- 大会委員長が謝罪、13日の競技は予定通り実施の見通し
- 大会は1953年開催の第1回から続く、70年以上の歴史がある
正式な原因については、
今後の保健所の調査結果を
待つ必要があります。
搬送された方々の
一日も早い回復を
願うばかりです。
続報が入り次第、
公式発表をもとに
最新情報を確認するのが
安心です。
大会自体は、
1953年から続く
歴史ある実業団競技会です。
最終日の13日には、
消毒作業や立ち入り禁止エリアの
設定といった対策のもと、
予定通り競技が
行われる見通しです。
選手たちがこれまで
積み重ねてきた練習の成果を、
安心して発揮できる環境で
迎えられることを願います。
今後、保健所の調査結果や
大会側からの続報が
発表される可能性があります。
安全な運営体制のもとで、
大会が締めくくられることを
期待したいです。
気になる方は、
大会の公式サイトや
各種報道もあわせて
チェックしておきましょう。
実業団陸上は、
企業に所属する選手たちの
晴れ舞台でもあります。
最終日の熱戦にも、
あわせて注目していきたい
ところです。
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